【搭乗記】機内食に泣いた 中国東方航空 MU2860 大阪→南京

搭乗記

2020年1月上旬に搭乗した中国東方航空 MU2860 大阪→南京の搭乗機です。

中国東方航空とは

中国東方航空は、中国・上海に拠点を置くレガシーキャリアです。しかし、航空券価格比較サイトを見るとLCC並の値段で叩き売りされていることが多く、本当にこの価格で乗っていいの…?という疑問さえ残る値段で乗ることができます。

ネット上には中国系の航空会社のいろいろな評判(悪いほうが多そうですね笑)がありますが、実際はどうかというのを確かめたいと思います。

私は普段使うのは東京の空港ですが、事情があり、関西国際空港を利用しました。航空券の価格の関係上、直行便は利用せず南京経由で広州に向かいます。関西国際空港は地味に初利用。国際線か国内線LCCに乗らなければ首都圏民には一生来る機会がなさそうですもんね。京都から関空特急はるかで関空入りしました。これも別に紹介できればと思います。

チェックイン

 

中国東方航空のチェックインカウンター

チェックインカウンターはこんな感じ。さすが中国系…という感じで、なんとなく他の航空会社のチェックインカウンターより人が多い印象です。今回は預け荷物がなかったのでセルフチェックインの機械で済ませました。しかし、数分後館内放送で名前を呼ばれる羽目に…
どうやらセルフチェックインをした記録が残っておらず結局有人カウンターに行く羽目になりました。。。搭乗券は持ってるのにね。。。

出国も終え、ゲート変更で搭乗口は南ウィングの一番端っこの35番。

現地の気温を出してくれるのが良いですね

機材はA320です。LCCを中心に人気の機材なんて話も聞きますが…

搭乗

機内

機内はこんな感じ(写真は降機時に撮りました)。記憶が曖昧で申し訳ないですが、ビジネスクラスは少数あったと思います。今回はエコノミークラスなので関係ないっちゃないですが。

エコノミークラスは3+3の座席配置で、スタンダートなものですね。搭乗率は80-90%といったところでしょうか。乗客も中国人の方が9割といったところです。国際線ですが、日本人どころか日本語を話せる客室乗務員は少なくともエコノミークラス側には皆無でしたので、中国語か簡単な英語ができないとキツイですね。

座席

座席の下汚くて申し訳ないですが、こんな感じです。モニターで観るエンターテイメントは国際線ですが、無し。シートピッチも標準という感じで、170cmの私が座った感じでは特別広かったり狭かったりはしませんでした。普通ですね。隣には誰も来ませんでしたので、広々と使うことができました。エコノミークラス全般に言えますが、快適性は隣が来るか来ないかに尽きます。

座席のヘッドカバーやテーブルに広告がついているのは中国系航空会社の特徴ですかね。おそらく国内線でも使用することがあるのでしょう。

機内食

さて、お待ちかねの機内食です。ビーフオアフィッシュ?などの選択肢は与えられずに、謎の箱が次々と各々の席に配られていきます。

オープン!

えっ???????

流石に驚きました。これほど貧相な機内食は初めてです。パンとお菓子の詰め合わせボックスですね笑

だいたい機内食は、出発地の空港で作られることが多いのですが、このパンの製造所を見るに南京の空港で作られたみたいですね…
おそらくこれの便の前は南京発関西着で、往復分の機内食を載せてきてるのでしょう。

江苏东航食品有限公司(南京市)で生産と書いてありますね

最早、美味しい不味い以前の問題ですが、これはガッカリしましたね。
パンは、パサパサで、他にはうまい棒みたいなヤツ(味もコーンポタージュみたい)、焼き肉風味(?)のクッキー、チョコレートのDOVEが入っていました。総じて不味くはないです。

あともう一個。このゼリーはクソマズかったです(どうでもいい)。

あんこっぽいよくわからない味でした

飲み物は色々あるようです。私はスプライトにしました。中国東方航空のシンボルマークでもあるツバメ柄のプラスチックコップに入れてくれます。アルコールがあるかどうかはわかりませんでした。

トイレにはハンドソープが据え付けられているのみで、これといった特徴はありません。日系航空会社にある温水洗浄便座もついてないですね。

着陸

着陸前にはきちんとシートベルト着用サインが点灯、客室乗務員が乗客のリクライニングを起こしに回っていました。安全性に関しては中国系とは言えしっかりしています。

南京禄口国際空港に着陸。大気汚染…ではなく霧がすごいです。よくこんな状況で着陸したなと感心します。遅れることなくほぼ定刻での到着です。

霧が凄すぎて地に着くまで空港はよく見えませんでした

南京禄口国際空港に到着

機内で入国カードは配布されませんでした。外国人の数が少なく、入国審査も迅速だったので良かったですが、空港で入国カードを書かなければならないのは少々面倒くさいですね。

中華人民共和国に来たことを感じさせてくれる某価値観

南京には、いわばトランジットで訪問したので、空港から一駅離れた一泊1,400円のホテルに宿泊いたしました。

まとめ

中国系だからと言って特に悪いところはありませんでしたね。ネット上でよく言われている遅延というのも今回だけかもしれませんが特に無く、定刻というのもいいですね。
ただ機内食は何とかして欲しかった。世界一マズい機内食と言われている高麗航空のハンバーガーといい勝負ができますよこれ。

今回のフライト

航空会社:中国東方航空 (China Eastern Airlines, 中國東方航空)
便名:MU2860
出発地:関西国際空港(KIX)
出発時間:19:00(GMT+9 JST)
到着地:南京禄口国際空港(NKG)
到着時間:20:55(GMT+8 CST)
飛行時間:約3時間
機材:A320
座席クラス:エコノミー

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